- Android TVの進化版「Google TV」で快適に映画を見たい
- 持ち運びしやすいコンパクトなプロジェクターが欲しい
- 10万前後で価格を抑えておきたい
この記事では中国のプロジェクターメーカーDangbei(ダンベイ)社の薄型プロジェクター『Dangbei Atom(アトム)』をレビューします。
厚み5cm以下の超薄型ながらフルHD /臨場感あるサウンドで映画鑑賞できる高スペックプロジェクターですが、
もっとすごかったのは『サクサク快適すぎる機能性』でした……!
このプロジェクター、「見終えた後すぐに考察動画検索しがちな人」にも激推ししたいです!
気になったデメリットも包み隠さずレポートするので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
- Google TVでの動画選びが快適すぎる
- 持ち運びカンタンで置き場に困らない
- 部屋が明るくても申し分ないあかるさ
- バッテリー内蔵製品ではない
- 値段がやや高額
Dangbei Atomのスペックと特徴
商品名 | Dangbei Atom(ダンベイ アトム) |
サイズ | 縦19.5cm×横19.5cm×高さ4.75cm |
重量 | 1.28kg |
解像度 (画質) | 1920 x 1080ピクセル (フルHD画質) |
明るさ (ルーメン) | 1200ISOルーメン |
投写サイズ | 最大180インチ |
スピーカー | 2×5w Dolby Audio™ |
OS | Google TV |
台形補正 | 自動/手動 |
フォーカス | 自動 |
無線接続 | Chromecast Bluetooth 5.1/BLE Wi-Fi |
有線接続 | USB2.0×1 HDMI1.4×1 電源:DC-IN 出力:イヤホンジャック(3.5mm) |
駆動音 | 25db以下 |
Dangbei Atom(ダンベイ アトム)は中国のメーカー『Dangbei』社が2023年に販売開始した『Dangbei』プロジェクターの薄型モデル。
薄さ4.75cmのコンパクトなボディで、スタイリッシュで満足度の高い動画鑑賞を楽しめるプロジェクターです。
Google TV搭載
Dangbei Atomは『Google TV』を搭載している数少ないプロジェクターです。
Google TV搭載プロジェクターなので、動画を見るために「Fire Stick」などのストリーミングドングルを用意しなくてもOK!
スマートテレビやプロジェクター向けのプラットフォーム。インターネットでさまざまな動画配信サービスを利用して動画を見るのに広く利用されている。
『Android TV』に代わり、近年SONYやTCL社製のスマートテレビに導入されている人気サービス。
多くのスマートテレビに導入されている『Android TV』の進化系といえる『Google TV』。
以下のSONY製テレビのモデル一覧にもあるとおり、導入され始めてまだ5年たらず。
【参考】Android TVとGoogle TVを搭載しているモデル一覧(SONY ブラビア)
Google TV 機能を搭載しているシリーズ
2023年モデル:
A80L/X95L/X90L/X85L/X80L/X75WL シリーズ
2022年モデル:
A95K/A90K/A80K/X95K/X90K/X85K/X80K シリーズ
2021年 モデル:
A90J/A80J/X95J/X90J/X85J/X80J シリーズAndroid TV 機能を搭載しているシリーズ
2020年 モデル:
引用:ブラビアがGoogle TV™機能またはAndroid TV™機能を搭載しているか確認する方法 | Sony JP
A9S、Z9H、A8H/X9500H/X8550H/X8500H/X8000H シリーズ
2019年 モデル:
A9G/A8G/X9500G/X8550G/X8500G/X8000G シリーズ
2018年モデル:
A9F/Z9F シリーズ、A8F/X9000F/X8500F/X7500F シリーズ
2017年 モデル:
A1/X9500E/X9000E/X8500E/X8000E シリーズ
2016年 モデル:
Z9D/X9350D/X9300D/X8500D/X8300D/X7000D シリーズ
2015年 モデル:
X9400C/X9300C/X9000C/X8500C/X8000C/W870C シリーズ
テレビはもちろん、プロジェクターにも搭載機器が少ないサービス。
ほとんどのプロジェクターは『Android TV』搭載なので搭載OSの進化が「Dangbei Atom」の魅力のひとつ。
『「Google TV」の何がすごいの?』という部分については後述します!
薄さ4.75cmの薄型ボディ
Dangbei Atomは薄さ5cm以下の薄型プロジェクター。
持ち運び用の専用バッグも販売されており、外出先に持ち運ぶプロジェクターとしても最適です。
Dolby Audio™スピーカーを2つ搭載
Dangbei AtomはDolby Audio™スピーカー(5w)を2つ搭載しています。
両側にスピーカーが付いているので、臨場感のあるサウンドを楽しめます。
40日の返品保証あり
Dangbei Atomは理由問わず40日以内であれば返金保証、また2年以内に製品の不具合があれば新品交換対応も行っています。
Dangbei Atomの使い方・レビュー
Dangbei Atomのセットアップ方法、使用感をレビューします。
内容物
開封動画。
箱のリボンを引くとプロジェクターを取り出せます。
下段にケーブル、リモコン類が収納されています。
中身はこちら
- 本体
- 取扱説明書
- 電源ケーブル
- リモコン(別途単4電池×2必要)
グレーブラックの本体に金色の「Dangbei」のロゴ。
薄型ですが、ずっしりと重みがあります。
高級感があってかっこいい!
裏面には三脚用のネジ穴がついています。
三脚を使えば天井投影もできます♩
セットアップ方法
セットアップは画面の指示に従いながら10分ほどで完了します。
- 単四電池×2
- Wi-Fiパスワード
- リモコンに電池を入れる
- ACケーブルを挿して電源をON
- 言語の設定
- Wi-Fi接続設定を済ませる
- Googleアカウントでログイン
以上工程で以下のホーム画面になります。↓
ログインしているGoogleアカウントに各配信サービスが紐ついていれば、いちいちログインせずともすぐに動画再生ができます。
OK,Googleの使い方
Dangbei AtomにはGoogleアシスタント機能も搭載。
マイクボタンを押しながら話しかけるだけで、おすすめ映画や見たい映画、使いたいアプリを開いてくれます。
Dangbei Atomを使って感じたメリット
Dangbei Atomを使用して感じたメリットは以下の◌点。
- Google TVでの動画選びが快適すぎる
- 持ち運びカンタンで置き場に困らない
- 部屋が明るくても申し分ないあかるさ
Google TVでの動画選びが快適すぎる
自宅のテレビや過去に利用したプロジェクターはどれも「Android TV」だったので、筆者はDangbei Atomが「Google TV」デビューでした。
使ってみた感想としては、圧倒的に「Google TV使いやすすぎる…!!」の一言でした。
そもそも何が違う?
そう、Google TVは配信サービスを横断して動画を紹介してくれるんです。
見たい動画をさがすときって、まず「見れる配信サービス探し」から始めますよね?
Google TVは作品ページに見られる配信サービスが並んでいるので、いちいち配信サービス探しをする手間が省けます。
また「OK,Google」機能や、Google検索で気になった作品をウォッチリストに登録すると、Google TVにリアルタイムで反映される機能も便利でした。
Android TVとはケタ違いの機能性で、映画を選ぶのがもっと楽しくなりました♩
持ち運びカンタン、置き場に困らない
Dangbei Atomは薄くて持ち運びしやすいサイズ感がとっても良かったです!
三脚とプロジェクターがあればすぐに天井投影もできるのも魅力です。
日中でも申し分ない明るさ
1200ISOルーメンのDangbei Atomは明るさも申し分なく、日中もカーテンで部屋を薄暗くすれば快適に動画鑑賞ができます。
小さな子供がいると部屋を真っ暗にするのは危険も多いですよね…!(お菓子やジュースをこぼしたりとか)
ある程度の暗くすれば快適に見られるDangbei Atomは大満足です👍
Dangbei Atomを使って感じたデメリット
Dangbei Atomを使って感じたイマイチな点(デメリット)を挙げるなら以下の2点です。
- バッテリー内蔵製品ではない
- 値段がやや高額
バッテリー内蔵製品ではない
強いていえばモバイルプロジェクターのようにバッテリー内蔵だと嬉しいなぁと感じました。
Dangbei Atomはバッテリー内蔵の製品(モバイルプロジェクター)ではないため、電源コードは必須です。
せっかくコンパクトなサイズ感なので、コードレスで持ち運べたら最高ですよね。
そこで、
- Google TV搭載
- コードレス対応のモバイルプロジェクター
と、比較対象になりうる「Anker Nebula (ネビュラ) Mars 3 Air」とスペックを比較してみましたが、明るさに大きな差がありました。
Dangbei Atom | 1200 ISOルーメン |
Anker Nebula Mars 3 Air | 400 ANSIルーメン |
明るさは据え置き型のDangbei Atomが圧倒的に上なんですよね。
他社では1000ANSIルーメンのモバイルプロジェクターも販売されているので、Dangbeiさんから、Dangbei Atomと同等スペックのモバイルプロジェクターが販売されることを祈ってます……!
値段がやや高額
Dangbei Atomの定価は¥134,800(税込)。据え置きのプロジェクターとはいえ10万円を超える買い物はハードルが高い人も多いはず。
Dangbei Atomは不定期でタイムセールを行なっており、30,000円ほど安く買えるタイミングもあります。
Dangbei Atomが気になる、けど値段で買うか迷っている方は
Amazon公式ショップをチェックして、お得なタイミングで購入しましょう!
Dangbei Atomをおすすめしたい人
- Google TV搭載のプロジェクターを使いたい
- 自宅のいろんな場所でプロジェクターを利用する予定
- 映画を見た後、すぐに考察動画など検索しがちな人
Dangbei Atomは数少ない「Google TV搭載の据え置き型プロジェクター」。
薄型軽量で使い勝手も良いので、自宅でよく動画を見る方にはおすすめです。
また、『配信サービス横断タイプ』なGoogle TVのすごいところは、ここ!
作品名の下部に関連YouTube動画があるので、視聴後すぐに考察や予告編を見られる!
一旦スマホを見てYouTube検索せずとも、スクリーンのまま関連動画で余韻に浸れるという自宅でしかできない贅沢。
これ、映画好きにはたまりませんよね……!
こんなことはGoogle TV搭載機器でしかできないので、それだけでも購入検討する価値有りです。
Dangbei Atomはコンパクトで高スペックなプロジェクターを求める方におすすめ!
- Google TVでの動画選びが快適すぎる
- 持ち運びカンタンで置き場に困らない
- 部屋が明るくても申し分ないあかるさ
- バッテリー内蔵製品ではない
- 値段がやや高額
この記事では『Dangbei Atom』をレンタル利用した感想をレビューしました。
薄型タイプのGoogle TV搭載プロジェクターはバランスの取れた良機器でした。
Amazonで不定期に10万円近くになるタイムセールを開催しているので、お得なタイミングにゲットしてくださいね!