ハリーポッターを見る順番を解説!何作目が面白い?スピンオフはある?

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ハリーポッターを見る順番を解説!何作目が面白い?スピンオフはある?

J・K・ローリング氏の小説を原作とする人気映画シリーズ「ハリーポッター」。シリーズ累計の興行成績は世界歴代5位にランクインするほど、映画史においても重要なシリーズとなっています。

今回は映画ハリーポッターのシリーズ作品を見る順番、何作目が面白いのか、スピンオフ作品について調査しました。

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ハリーポッターを見る順番は?

ハリーポッター」のタイトルを冠した映画作品は全8作品あります。映画ハリーポッターを見る順番についてですが、ハリーポッターシリーズは作中でしっかりと時が流れており、公開された順番がそのまま時系列になっています。素直に公開された順に見るのがベストですが、一方で7作目と8作目を除き、単体でも楽しめるような作りになっているので、こだわらないのであれば気になった作品から見て行く、という感じでもいいと思いますよ。

出展:ワーナーブラザース 公式チャンネル

一作目「ハリー・ポッターと賢者の石」

映画ハリーポッターシリーズの第一作は、2001年に公開された「ハリー・ポッターと賢者の石」です。ハリーが自らの生い立ちを知り、魔法学校に入学するところから物語が始まり、これはハリーポッターシリーズの根幹を為す設定であるため、やはりハリーポッターシリーズを見るのであれば第一作目である本作は最初に見ておくべきだと思いますよ。同作では物語のキーアイテム「賢者の石」をめぐるハリー達のスリリングな戦いも描かれます。

二作目「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

第二作は2002年公開の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」です。生徒が石化してしまう事件が発生し、「秘密の部屋が開いた」という噂で混乱に陥るホグワーツ。前作を経て親友となっていたハリー、ロン、ハーマイオニーは秘密の部屋の真実を探り、強大な敵と戦うこととなります。同作ではキーパーソンとしてロンの妹、ジニーも登場しますよ。

三作目「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

第三作は2004年公開の「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」です。魔法界の要注意人物、シリウス・ブラックが魔法界の監獄要塞、アズカバンから脱走。ハリー殺害を目論むヴォルデモートを赤子のハリーに引き合わせた内通者こそがシリウス・ブラックだという噂もあり、ハリーを始めとする生徒を守るためにホグワーツにはアズカバンの看守、ディメンターが駐在することに。そんな中、ハリーはシリウス・ブラックと対面してしまうのですが、そこで告げられた真実は意外なもので⋯。ハリーポッターシリーズの代表的な呪文、「エクスペクト・パトローナム」も本作で登場しますよ。

四作目「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

第四作は2005年公開の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」です。ホグワーツで行われることとなった「三大魔法学校対抗試合」、3つの魔法学校の立候補者の中から各校の代表を選ぶはずだった「炎のゴブレット」は、参加資格の無かったハリーを代表者の一人に指名。

魔法契約の拘束力により辞退できず、多くの生徒からのひんしゅくを買いながらも三大魔法学校対抗試合に出場し、奮闘したハリーは、ホグワーツ代表のセドリックと共に同率1位の成績を修めますが、優勝杯を手にした瞬間にヴォルデモートの父親の墓場へと瞬間移動させられてしまいます。三大魔法学校対抗試合にハリーが出て優勝することになったのは敵の策であり、瞬間移動したその先でハリーは血を奪われ、ヴォルデモートが復活してしまい⋯。

五作目「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

第五作は2007年公開の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」です。前作でヴォルデモートが復活したことを受けて、ダンブルドアは長年闇の魔法使いと戦ってきた「不死鳥の騎士団」を集結、そちらへの加入を断られてしまったハリーも生徒たちで「ダンブルドア軍団」を結成し、来たるべく戦いに備えます。

一方、ヴォルデモートの手下たちが脱獄、ヴォルデモートもまた襲撃に備え仲間を集め、次第に激しい戦いに発展していくことに⋯。前作との繋がりが大きい作品であり、過去のキーパーソンが命を落としてしまう展開も描かれます。

六作目「ハリー・ポッターと謎のプリンス」

第六作は2009年公開の「ハリー・ポッターと謎のプリンス」です。ヴォルデモートとの最終決戦に備えてヴォルデモートの不死の秘密、弱点を探ったハリー達は、「ヴォルデモートが魂を7つに分裂させ、分裂させた魂を分霊箱に保管することで肉体を失いながらも生き永らえていた」ということを突き止めます。

すべての分霊箱の破壊を試みたハリー達ですが、簡単には行かず⋯。本作でもハリーポッターシリーズのキーパーソンが命を落とす展開が描かれており、シリーズのクライマックスへの繋ぎとなる作品になっていますよ。

最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝」

シリーズの最終作である「ハリー・ポッターと死の秘宝」はPART1が2010年、PART2が2011年に公開、二部作として展開されました。ヴォルデモートの分霊箱を破壊する旅に出たハリー、ロン、ハーマイオニーの三人は死の秘宝の伝説を耳にします。

死の秘宝は「死」から逃れることができる3つの秘宝のことで、ヴォルデモートがこれらを集めてさらに不死の存在に近づこうとしていることを知ります。PART2ではハリーとヴォルデモートの因縁の完全決着が描かれますよ。

ハリーポッターは何作目が面白い?

名作シリーズということもあり、どの作品も面白いハリーポッター。「どれが一番面白いか」という話であれば、その人の好みに寄る所が大きいと思います。そんな中でもシリーズ三作目「アズカバンの囚人」は人気が高いようですね。ヴォルデモートが復活する第四作以降はショッキングな展開も増え、より人を選ぶところもあるかもしれません。

ハリーポッターシリーズのスピンオフはある?

映画ハリーポッターシリーズのスピンオフ作品としては、「ファンタスティック・ビースト」シリーズが挙げられます。同シリーズは「ハリー・ポッターと賢者の石」の70年前を舞台に、ホグワーツ魔法魔術学校指定教科書「幻の動物とその生息地」の著者、ニュート・スキャマンダーを主人公に据えた作品となっています。2016年に第一作、2018年に第二作、2022年に第三作が公開されていますよ。

最後に

今回は映画ハリーポッターを見る順番、何作目が面白いか、スピンオフ作品について紹介しました。ファンタスティック・ビーストについては、当初は3部作とされていたものの、2016年にシリーズが5本の映画から構成されることになるという発表がありました。しかし三作目公開以降は、制作が一旦ストップになってしまっているようですね。

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