癒される映画おすすめまとめ!あらすじや見どころは?キャストも解説

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癒される映画おすすめまとめ!あらすじや見どころは?キャストも解説

みなさんは仕事や学業で疲れた時、ふと癒される映画を見たいと思うことはありませんか?派手なアクション映画やスリリングなホラー映画も魅力的ですが、疲れた時は癒される映画を見ながら休みたいと考える方も多いのではないかと思います。そこで今回の記事では癒される映画のオススメ作品のあらすじや見どころなどを紹介していくので、是非最後までみていってくださいね。

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癒される映画のオススメ作品は?

ドラマチックなストーリーや感動的なラストはなくても、視聴していて癒される映画が見たい。誰しも時折そんなことを考えるのではないかと思います。そこでここからは癒される映画として評価の高い3作品をピックアップしてみました。疲れた時や息抜きをしたい時に是非視聴してほしい映画ですので、参考にしてもらえればと思います。

①かもめ食堂

最初に紹介するのは、癒される映画の代名詞とも言われているほど評価の高い「かもめ食堂」です。かもめ食堂の作品情報や主なキャストは下記のとおりになります。

  • 公開日:2006年3月11日
  • 上映時間:102分
  • 監督:荻上直子
  • 脚本:荻上直子
  • 主題歌:クレイジーラブ / 井上陽水
  • 主なキャスト:小林聡美(主演:サチエ役)、片桐はいり(ミドリ役)、もたいまさこ(マサコ役)、ヤルッコ・ニエミ(ヒルトネン役)、マルック・ペルトラ(マッティ役)

「かもめ食堂」はフィンランドを舞台とする作品で、興行収入は5.8億円を記録しました。そんな「かもめ食堂」のあらすじを次で紹介します。

あらすじ

フィンランド・ヘルシンキで「かもめ食堂」を開いたサチエは、故郷である日本の味を静かに大切にしながら客を迎えている。やがて、人生に迷うミドリや旅の途中でふらりと立ち寄ったマサコが店に加わり、三人はそれぞれの孤独や不安を抱えつつも、丁寧な料理や何気ない会話を通じて心を通わせていく。閑古鳥が鳴いていたお店にも少しずつ客も増え、食堂は人々が自分らしくいられる温かな居場所へと育っていく。

見どころ

「かもめ食堂」の見どころはなんといってもフィンランドを舞台にオシャレな世界観と雰囲気の中でのんびりとした時間が流れる作風でしょう。特に大きな事件や登場人物たちの人生が変わるような出来事は起きず、落ち着いてのんびりとした時間が終始作中では流れています。しかしその一見平凡に見える世界でも登場人物たちは各々の悩みを抱えており、そうした登場人物たちの背景と作風が見事にマッチした作品です。まさに「頑張りすぎなくていいんだよ」と視聴者に問いかけてくれるような、そんな優しい作品だと言えるでしょう。

②耳をすませば

2作品目に紹介する癒される映画は、ジブリ作品として上映され2025年現在でも根強い人気を誇る「耳をすませば」です。「耳をすませば」の作品情報は以下のとおりになります。

  • 公開日:1995年7月15日
  • 上映時間:111分
  • 監督:近藤喜文
  • 脚本:宮崎駿
  • 主題歌:カントリーロード / 本名陽子
  • 主なキャスト:本名陽子(月島雫役)、高橋一生(天沢聖司役)、小林桂樹(西司朗役)

中学生の男女の恋愛模様を描いた作品として知られる「耳をすませば」ですが、その登場人物たちのあまりにも真っ直ぐで純粋な様子から、癒される映画として非常に高い人気を誇っているようですね。

あらすじ

中学三年生の月島雫は、ある日図書カードに頻繁に書かれている天沢聖司という名前の人物に興味を抱くようになる。やがて天沢聖司がバイオリン職人を目指して努力していることを知ると、雫はその姿を応援しつつも自分自身の進む道が定まっていないことに急を感じ始める。そして受験期の真っ只中ではあるものの、雫は自身の道を模索するために小説の執筆に挑戦することに。中学生特有の青春に揺れる気持ちと、夢に向かう勇気を静かに描いた物語。

見どころ

「耳をすませば」の見どころは、なんといってもまるで癒される短編アニメを見ているかのような巧みな構成でしょう。序盤は図書カードで頻繁に目にする天沢聖司の名前を意識する場面から始まり、そして二人の出会いや同級生からの告白、そして雫の葛藤といったいくつものエピソードが巧みに絡み合い、ラストの名シーンへと繋がっていきます。甘酸っぱい中学生の恋模様だけでなく、誰しもが一度は抱えたことがあるであろう将来への不安なども鮮明に描いており、まさに視聴後は心が洗われる癒される映画といえるのではないでしょうか。

③しあわせのパン

最後に紹介する癒される映画は、北海道を舞台にした映画「しあわせのパン」です。作品情報は下記のとおりになります。

  • 公開日:2012年1月28日
  • 上映時間:114分
  • 監督:三島有紀子
  • 脚本:三島有紀子
  • 主題歌:ひとつだけ / 矢野顕子 with 忌野清志郎
  • 主なキャスト:原田知世(水縞りえ役)、大泉洋(水縞尚役)、平岡祐太(山下時生役)、森カンナ(齋藤香織役)

原田知世さんが主演を演じたことでも話題を集めた「しあわせのパン」。興行収入は3.8億とやや伸び悩んだ印象がありますが、隠れた名作として密かに高い評価を集めている作品なんです。

あらすじ

北海道・洞爺湖のほとりでパンカフェ「マーニ」を営む夫婦、尚と水縞。静かな土地で丁寧にパンを焼き、訪れる人々を温かく迎えている。店には、心に悩みを抱えた夫婦や、進路に迷う若者、旅の途中で立ち寄る人など、さまざまな思いを持つ客が訪れる。二人は派手なことはしないが、静かな言葉やおいしいパンを通して、人々が少し前向きになれるきっかけをそっと差し出していく。季節の移ろいとともに、心がほどけていく優しい物語。

見どころ

「しあわせのパン」の見どころは、北海道の素晴らしい大自然の景色の中で描かれる心温まる人間関係とドラマです。あらすじで紹介したように、作中では主人公たちが経営するパンカフェにさまざまな悩みを抱えた人たちが訪れます。そういった人たちとの交流が作品の最大の見どころで、些細な日常の中に隠された人生のヒントがとても丁寧に描かれていました。北海道の自然もそういった作風を後押しするスパイスとなっており、癒される映画としての完成度は内容・雰囲気含めて非常に高いと思います。

まとめ

今回の記事では癒される映画のおすすめを3作品、選んで紹介してみましたがいかがでしたか。疲れた時、何かに行き詰まった時、今回の記事で紹介した癒される映画たちはあなたにそっと優しく寄り添ってくれるはずです。この3作品の心温まる映画を見て、是非リフレッシュしてくださいね。

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