スパイダーマンを見る順番は?歴代俳優や各あらすじをわかりやすく

海外在住者に向けて情報を発信しています。
スパイダーマンを見る順番は?歴代俳優や各あらすじをわかりやすく

長年にわたって世界中で愛され続けている名作シリーズ、スパイダーマン。これまで数多くの映画が公開されてきましたが、実は何度か世界観が一新されており、スパイダーマンを演じる役者も変更になっています。

今回はスパイダーマンの映画を見る順番と歴代俳優や各あらすじについて紹介しますよ。

タップできる目次

スパイダーマンの歴代映画作品は?

古くは1977年にテレビ映画が公開されていたスパイダーマンですが、近年スパイダーマンの映画シリーズとしてまとめられるのは、主に2002年以降の作品となります。2002年以降の作品ではサム・ライミさんが監督した3作、マーク・ウェブさんが監督した2作、そしてマーベル・シネマティック・ユニバースに含まれる現行作品に大別されますよ。また、それとは別に2018年に第一作が公開されたアニメ作品「スパイダーバース」シリーズもあります。

各シリーズの見る順番は?

各シリーズで世界観は分かれているため、スパイダーマンの映画を見る順番は、基本的にそのシリーズ毎に公開順で見ることが推奨されます。実写作品をどのシリーズから見るかについては、各シリーズが基本的に独立している関係からどの順番で見ても構いませんが、とある理由から現行シリーズはやはり他シリーズの後に見ることを推奨します。やはりここも、公開順にサム・ライミさんのシリーズ、マーク・ウェブさんのシリーズ、現行シリーズと見ていくのが良いでしょう。

「サム・ライミ」シリーズの作品は?

サム・ライミさんが主演で2002年に第一作が公開されたスパイダーマンシリーズは、10年以上に及ぶ試行の末に制作、企画された待望のシリーズでした。

スパイダーマンに変身する主人公、ピーター・パーカーを演じたのがトビー・マグワイアさん、ヒロインであるメリー・ジェーン・ワトソンを演じたのがキルスティン・ダンストさんです。

「スパイダーマン」

2002年公開の第一作、「スパイダーマン」では孤独な高校生、ピーター・パーカーが遺伝子操作されたスーパースパイダーに噛まれ、超人的な力を得る場面が描かれます。叔父であるベンおじさんが殺されたことをきっかけに、ニューヨークの街を守るために自身の力を振るうスパイダーマンとしての活動を開始。親友の父が自身の実験の末、凶悪な別人格に意識を支配されてしまった存在「グリーン・ゴブリン(役:ウィレム・デフォー)」との戦いに挑みますよ。

「スパイダーマン2」

2004年公開の第二作、「スパイダーマン2」は第一作の二年後を舞台とした作品です。スーパーヒーローとしての活動と私生活のバランスを取るのに苦労していたピーターは、ヒロイン、メリー・ジェーンとも疎遠になり、親友、ハリー・オズボーン(役:ジェームズ・フランコ)は前作の出来事からスパイダーマンを父の仇と思いこむなどの逆境もあって、二重生活の苦労からパワーを失いかけてしまいます。

そんな中、スパイダーマンは4本のロボットアームの凶悪な人工知能に精神を支配されたマッドサイエンティスト、「ドクター・オクトパス(役:アルフレッド・モリーナ)」との戦いを強いられます。

「スパイダーマン3」

2007年公開の第三作、「スパイダーマン3」は第二作の数カ月後を舞台とした作品です。メリー・ジェーンと恋人となり、スパイダーマンとしてスポットライトを浴びるなど充実した生活を送っていたピーターですが、ハリーが「ニュー・ゴブリン」としてスパイダーマンへの復讐を開始したり、新聞社の新人カメラマン、エディ・ブロック(役:トファー・グレイス)に陥れられそうになるなどの逆境に身を置くことになります。

そんな中、脱獄囚のフリント・マルコ(役:トーマス・ヘイデン・チャーチ)がベンおじさんの死に関わった者の一人だと知ったピーターは彼への強い復讐心を抱くようになり、それが更なる苦境を引き起こします。

「マーク・ウェブ」シリーズの作品は?

「スパイダーマン3」公開後は「スパイダーマン4」の制作が検討されていましたが、後に新監督、マーク・ウェブさんを迎えてスパイダーマンシリーズをリブートすることが決定。新たなピーター・パーカー役をアンドリュー・ガーフィールドさんが務め、新シリーズのヒロインはエマ・ストーンさん演じるグウェン・ステイシーとなりました。

「アメイジング・スパイダーマン」

2012年公開の新シリーズ一作目です。高校生のピーター・パーカーは、父の死の真相を探るため、父の研究者仲間、カート・コナーズ博士(役:リス・エヴァンス)に近づこうと身分を偽りオブコープ社の公開実習に参加、そこで遺伝子組換えされたクモに噛まれて超人的な力を得ることになり、ベンおじさんの死を経てスパイダーマンとして活動を始めます。

博士とも親しくなったピーターでしたが、後に心優しき博士は自身の体を使った実験の結果、凶悪なトカゲの怪物「リザード」になってしまい、ピーターはリザードを止めるべく奮闘することとなります。

「アメイジング・スパイダーマン2」

2014年公開のシリーズ二作目「アメイジング・スパイダーマン2」では、前作の二年後の物語が描かれます。スパイダーマンとしての活動を続けていたピーターの前に幼馴染、ハリー・オズボーン(役:デイン・デハーン)が現れ、不治の病に侵されていたハリーはスパイダーマンの血液を利用した治療への協力を求めるも、ピーターは危険性が高いことを理由に拒否。その後ハリーは無茶な治療を試みた末「グリーン・ゴブリン」へ変身、スパイダーマンの抹殺を目論みます。

「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの作品は?

これまでは「スパイダーマン」として独立していた同シリーズですが、マーベル・シネマティック・ユニバースの中の一作としてリブートされることが決定。同作のスパイダーマンシリーズの映画はジョン・ワッツさんが監督を務め、トム・ホランドさんが新たなピーター・パーカーを演じています。

2016年公開の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で登場し、自警活動を行っていたピーター・パーカーの姿が描かれ、同作ではトニー・スタークからスカウトされて空港での戦いに参加しました。

「スパイダーマン:ホームカミング」

2017年公開、「スパイダーマン」としては新シリーズ第一作となる本作ですが、「シビル・ウォー」と直接的に繋がっており、前作の空港での戦いを評価されハイテク・スーツを貰い、自警活動に勤しむところからスタートします。

地味な自警活動に勤しむ日々に不満を募らせたピーターは、未熟な独断行動で事態を悪化させてしまい、トニーにスーツを没収されてしまいます。一度は学校生活に専念することを決めたピーターですが、想い人の父、エイドリアン・トゥームス(役:マイケル・キートン)が怪人、バルチャーであることを知り、彼を止めるために戦いに挑みます。

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」

2018年、2019年に公開された「アベンジャーズ」シリーズでアベンジャーズに正式加入し、同作でのサノスとの最終決戦の8ヶ月後が描かれる2019年公開「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」。

ヨーロッパへの研修旅行を、一学生として楽しもうとしていたピーターですがマルチバースから訪れた存在の脅威に晒され、騒動に巻き込まれることになります。トニー・スタークの遺品である人工知能「E.D.I.T.H.」を宿した眼鏡を、敵に騙され渡してしまったピーターは、自身の失態に気づいた後にトニーが命を賭して守った世界を今度は自分が守るべく、戦いに身を投じます。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」

2021年公開の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではファー・フロム・ホームの直後から物語が始まります。前作の最後、自身の正体をデイリー・ビューグルに暴かれ、罪人に仕立てられたピーターは、自身だけでなく友人や恋人などの生活にも影響が及んでしまっている事態に耐えかね、かつて宇宙の命運をかけて共に戦ったドクター・ストレンジに助けを求めます。彼の呪文で全ての人々からピーターの正体を忘れさせようとしたものの、ピーターが邪魔をしてしまい呪文は失敗、なんと様々なマルチバースからかつてピーターと対峙したヴィランを呼び寄せてしまいます。

出典:ソニー・ピクチャーズ 映画

最後に

今回はスパイダーマンを見る順番、歴代俳優や各作品のあらすじについて紹介しました。ノー・ウェイ・ホームでは「サム・ライミ」シリーズ、「マーク・ウェブ」シリーズの登場人物が異界からやってくるという展開が話題を呼びました。また、2026年にはノー・ウェイ・ホームに続く新作映画「ブランド・ニュー・デイ」が公開予定なので見逃せないですよね。

タップできる目次