【映画】変な家はどこで見れる?ひどいと言われる理由は?原作との違いも調査!

【映画】変な家はどこで見れる?ひどいと言われる理由は?原作との違いも調査!

2024年に公開され、大ヒットとなった映画「変な家」。不動産ミステリーである本作品は、ウェブライター・雨穴さんによるウェブ記事を原作としています。映画が無料で見れるのか、サブスクはどこで配信されているのかが気になりますよね。今回は、変な家の映画がどこで見れるかについて調査しました。

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変な家はどこで見れる?

「変な家」の映画は、現時点で無料では見ることができません。無料期間のあるサブスクや見放題配信に登録していれば、無料で見ることができるようですね。映画「変な家」を視聴できる動画配信やDVDレンタルサービスは、以下の通りです。

  • Amazonプライムビデオ:レンタル、購入 初回30日間無料 600円(税込)
  • U-NEXT:レンタル 初回31日間無料 2,189円(税込)
  • DMM TV:レンタル 初回14日間無料 550円(税込)
  • TSUTAYA DISCAS:月額2,200円 30日間無料お試しあり

また見放題ではないものの、以下のサブスク配信サービスのポイントを使って、お得にレンタルすることができます。

  • DMM TV(レンタル視聴)※550pt
  • U-NEXT(レンタル視聴)※399pt
  • music.jp(レンタル視聴)※550pt

一番お得に視聴できるのは、ポイント内で視聴ができるDMM TVのようですね。無料期間が14日間あるので、配布されるポイントを利用して無料で視聴することが可能です。

変な家の映画がひどいと言われる理由は?

映画「変な家」は2024年3月15日に公開され、かなりの記録的ヒットとなりました。週末3日間だけで興行収入4億7400万円と順調なスタートだったのですが、ネット上では賛否両論あるようですね。この作品は、YouTuberで作家・雨穴(うけつ)さんが、3年前に公開した動画「不動産ミステリー 変な家」がもととなっています。これまで動画再生回数は1800万回以上という人気っぷりで、2021年には書籍化されています。そんな中、ヒットを記録した映画が「ひどい」と言われるのは、「原作と違う」点が大きいようですね。原作ありの映像化となると、原作ファンから批判されるのはある程度仕方ないことです。雨穴さんはコアなファンが多いですし、賛否が分かれるのは予想されていました。ただ、原作はミステリーメインなのにもかかわらず、映画は完全ホラーになっているとのこと。

ミステリー要素が無いため批判された?

公式サイトではキャストが「ホラーではない」と言っているようですが、見た人は口をそろえて「ホラー映画」というのです。映画「変な家」はホラー要素が強すぎてミステリー要素が弱くなっているわけではなく、完全にミステリー要素がないので違和感があるのですね。原作通りのミステリーを期待して見に行った視聴者からすると、当然ガッカリする内容ということですね。原作ファンが多ければ多いほど、「コレジャナイ感」があらわになってしまう結果となってしまいました。原作の動画『変な家』にあった、小さな手がかりを繋げていき、推理するというミステリー要素の楽しみはほとんどありません。さらに、ホラーとしても特別面白いわけではなく、「怖く感じさせようと頑張っている」と批判されていました。映画全体の雰囲気を変えてしまい、ゾクっとするようなホラー感が薄れてしまったということです。

変な家の映画の原作との違いは?

変な家の映画の主軸は、因習に囚われた村とその過去」に置かれています。そのため、その他の要素が簡潔すぎてしまい、「間取りの謎」もおざなりになってしまっているとか。冒頭の10分ほどが動画『変な家』に語られる内容で、以降はサラッと流されてしまいます。これがかなり大きな問題で、佐藤二朗さん演じる栗原が、かなり支離滅裂なことを言っているように見えてしまうのです。原作動画では20分以上の尺を使っており、「一見普通の家で、常習的に殺人が行われている」という妄想を、現実的に感じられるようにしています。普通であれば、「この家は殺し屋の家」と言われても信じないので、証拠を見せて理解させる必要がありますよね。「あくまでも妄想である」のに、状況証拠を示して繋げ、視聴者に「もしかしたらあり得るかも」と思わせるのがねらいです。

映画は重要な要素が流されている

映画では、ノルマを消化するかのように、状況証拠も適当に流されてしまいます。主人公で売れないYouTuber・雨宮が、マネージャー・柳岡から変な家の間取り図を渡され、設計士・栗原に相談するところまでは、原作通り。しかし、その後の推理部分が超スピードで進むので、視聴者はついていけません。登場人物はこの家で常習的に殺人が行われていると断定し、話を進めていきますが、見ているほうとしては何も証拠がないので「そんな訳ない」と、温度差を感じてしまうのです。雨宮もオカルト系の動画投稿者なのに、すぐ信じて話がとんとん拍子に進んでいきます。映画での栗原は初登場シーンから奇行に走り、無駄に怪しい雰囲気を醸し出している様子。動画ではしっかりした「大人の男性」で、冷静かつ聡明なのですが、これも全くの別人といえるキャラクターに仕上がっています。単なる「怪しいおじさん」になってしまい、栗原の言葉に説得力が欠けてしまったのですね。

変な家の映画は原作者も苦言を呈していた

映画「変な家」が公開されるやいなや、原作者の雨穴さんが「ゴミ」とSNSに投稿したことが、物議をかもしています。その後すぐに投稿は削除されていますが、「原作者が激怒」と大きな話題になったのです。漫画や小説の映像化となると、作者の意にそわない“理不尽さ“が指摘されることは多々あります。原作へのリスペクトや原作ファンへの配慮もなく実写化されると、批判を集めやすいですね。誰が見ても原作とまったくの別物に仕上がっているという、この映画。原作は、あくまで変な間取りに隠された謎に挑むという、ミステリーです。しかし映画は、主人公が巻き込まれる恐怖体験がメインとなっている、ホラー仕立て。この違いが原作ファンからすると、受け入れがたかったのでしょう。それでも興行収入的には大ヒットといえますが、ターゲット層が若く、原作をあまり知らない人だったことも要因にあるでしょう。

まとめ

今回は、変な家の映画がどこで見れるかについて、紹介しました。一部サブスクで無料期間中に見ることができるので、是非チェックしてみてくださいね!

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