『ブルーピリオド』実写がひどいと言われる理由は?あらすじやキャスト紹介

『ブルーピリオド』実写がひどいと言われる理由は?あらすじやキャスト紹介

現在、月刊アフタヌーンで連載中の漫画「ブルーピリオド」ですが、アニメ化や実写映画化されるほど人気の作品となっています。そんなブルーピリオドの実写がひどいという噂がありますが、本当なのでしょうか。そこで今回は、「ブルーピリオド」実写がひどいと言われる理由や、あらすじ、キャストについてご紹介します。

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ブルーピリオドのあらすじ

主人公の矢口八虎は高校生で、学校では成績優秀で器用な人物なのですが、タバコやお酒もするような不良の優等生で、仲間とつるみながら味気ない毎日を送っていました。そんなある日、八虎は美術室で見た一枚の絵に惹かれ美術部に入部します。そこからどんどん絵に興味を持つようになり、東大より入るのが難しいと言われる東京藝大を目指すことを決心し、奮闘するという内容です。個性的なキャラクターや絵に関する知識や考え方など、様々な視点から楽しむことができる作品です。スポ根とはまた違った青春の熱さがあり、そこがファンを魅了するポイントとなっています。

ブルーピリオドの実写がひどい!

ブルーピリオドは2024年8月に実写映画化されましたが、一部ではブルーピリオドの実写はひどい、というような感想もあるようです。その理由は、映画という決められた尺に収めるため、内容が一部省略・改変されていたりするので、登場人物の行動が不自然に思えたり、心情がわかりづらいという点が挙げられます。大まかなストーリーは同じなので、よく言えば簡潔にまとまっているのですが、原作を読んだ人からすると、物足りなさを感じる部分があるようです。また、原作のキャラクターのイメージと、実写版のキャストや演技との間にギャップがあったという意見もありました。しかし、出演していた俳優さん自身の演技力は高いので、原作とのマッチはともかく、その演技力を評価する声があったり、デッサンや美術部の小物などの細かい部分がリアルに描かれているなど、ブルーピリオドの実写映画を評価する声もありました。SNSで上がっている声や、映画の口コミなどを見ても、一概にブルーピリオドの実写はひどいという意見ばかりではないようです。

ブルーピリオドのキャスト

ブルーピリオドの実写映画に出演していたキャストの方は下記の方々です。

  • 矢口八虎:眞栄田郷敦
  • 鮎川龍二:高橋文哉
  • 高橋世田介:板垣李光人
  • 森まる:桜田ひより
  • 桑名マキ:中島セナ
  • 橋田悠:秋谷郁甫
  • 恋ヶ窪晋:兵頭功海
  • 後藤先生:三浦誠己
  • 大葉真由:江口のりこ
  • 佐伯昌子:薬師丸ひろ子

上記のキャストは主演を含めた一部のメンバーですが、今を輝く若手の有名俳優さんが多く出演しています。新田真剣祐さんの弟であることでも有名な眞栄田郷敦さんは、本作品が2度目の主演映画となりました。他にも、高橋文哉さんが演じた鮎川龍二(通称ユカちゃん)は、女性的な容姿、服装をしている個性的なキャラクターで演じるのが難しいと思われていましたが、しっかり演じられていました。別の役で出演している板垣李光人さんが、中性的な印象があるため、板垣李光人さんがユカちゃんを演じると思っていた人も多かったようです。しかし世田介のミステリアスな雰囲気を板垣李光人さんがしっかり演じており、結果的にこの配役で良かったのではないかと思います。また、美術部の顧問や美術予備校の先生を、薬師丸ひろ子さんや江口のりこさんが演じているのですが、生徒に影響を与える先生たちの良いところをしっかり表現しています。

ブルーピリオドのアニメについて

ブルーピリオドはアニメ化もされており、2021年10月から全12話にわたって放送されました。Omoinotakeによるオープニングテーマ「EVERBLUE」は、おしゃれで爽やかな楽曲となっており、作品にとても合っていました。アニメでは6巻の最終話の部分までが描かれており、大学受験の2次試験が終わるところまでを見ることができます。アニメは原作を忠実に再現していて、アニメーションもとても綺麗でした。一方で、美術に関する技法や専門知識などの説明が一部カットされている部分もあり、物足りなさを感じる人もいるようです。ブルーピリオドのアニメ2期の情報は今のところありませんが、2期を望む声は多く上がっています。

ブルーピリオドのアニメ声優

ブルーピリオドのアニメで声優を担当した人は下記の通りです。

  • 矢口八虎:峯田大夢
  • 鮎川龍二:花守ゆみり
  • 高橋世田介:山下大輝
  • 森まる:青耶木まゆ
  • 桑名マキ:宮本侑芽
  • 橋田悠:河西健吾
  • 恋ケ窪晋:神尾晋一郎

主人公の声優を務めた峯田大夢さんは、ブルーピリオドが代表作ともいえるアニメとなりました。鮎川龍二を演じた花守みゆりさんは、「ゆるキャン△」の各務原なでしこや、「かぐや様は告らせたい」の早坂愛などのキャラクターも演じており、その他にも「転生したらスライムだった件」、「よふかしのうた」など様々な人気アニメで声優を務めています。山下大輝さんは「僕のヒーローアカデミア」で主人公の緑谷出久の声優を務めたことでも有名ですよね。どの声優さんもそれぞれのキャラクターのイメージに合った声で、アニメの評価は高かったのではないでしょうか。

ブルーピリオドの原作は完結してる?

ブルーピリオドは2025年6月現在、まだ完結はしていません。2025年5月22日に最新刊となる17巻が発刊されました。月刊アフタヌーンでの連載も続いています。アニメでは大学受験までの話がメインでしたが、漫画ではその後の話が続いており、最新話を読んで泣いたという声も多数上がっています。現在も話は続いているので、今後の展開や本作の終わり方が気になりますね。

まとめ

今回は、今回は、「ブルーピリオド」実写がひどいと言われる理由や、あらすじ、キャストについてご紹介しました。ブルーピリオドの実写がひどいというのは一部の意見で、実際には良かったという声もありました。やはり漫画やアニメの実写化には賛否が分かれ、ハードルが高いことがわかります。アニメ2期の放送にも期待したいですね。

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